M∽eblog

フルアコギター

こんばんは、メルです。

今回は7弦ギターと同じ時期に届いた形になったフルアコースティックギターについて書きます。
例によって画像クリックで拡大します。
_1020079.jpg
YunZhi工房という中国北京にある工房のギターです。
中国製のそりゃー安物を引き合いに出せば想像を絶して作りが荒いとかありますが、10万前後の価格帯のものですので、ハンドメイドでそれなりにしっかり作ってくれたります。今回取引をした方曰くのイーストマンのレンジのギターと比較して検討してみるとようというよ~なことですが、この工房はイーストマンのOEM生産担当ではないようです。

とりわけ自分はギターという楽器の見た目の美しさに惚れ込んでいるクチですので、やはり人前でステージに立つわけではなくとも、装飾もあってほしいのです。
最初やっぱり見た目でFホールの形状がオサレやないの。と思い購入の相談へ。
何故か取り扱いをしてくださった方はイギリスの方でした。

発端

この動画のギターの音色が物凄く美しくて
アカン、となってしまい他のギターを数本売却し
いつもどおりネットでアーチトップギターを探す。
やっぱebayから探す。
でこレと同じ形のがみつかる。
購入の相談。
出品者「すまんちょっと前に売れてしまった。ただ、新しいの作るよ。」
工房とつながっている方のようでした。
数ヶ月待ちかと思い、でも値段も手頃だったのでお願いすることに。
数日経ち「じゃあこのスペックでオーダーするけどいいかい」
と簡単なスペックシートが添付されたメール。
もとはナチュラルでした。でも、え、これ色とか変えられるかな、とか思い
ネットで見つけた青いギターの色を添付して、あとナット幅は45じゃなくて43mmで、グリップはスリムなCでお願いできます、あとフレットは大きなステンレスでいいですか、とか色々言ってみる。
出品者「工房に聞いたら全部いいって」
(・∀・)
思わぬタイミングで自分用のセミオーダーみたいな形になった。

そして事細かに製作途中の写真を色々と送ってくださる。非常にありがたい。
これは一部で、本当はバインディング巻く前の木箱の状態から丁寧に送ってくれた。
DSC_0867.jpg  DSC_0861.jpg
すげー、とか思い、製作段階も佳境に差し掛かったとき、
「色どんなかんじ?」とメール
tn.jpg

おうおうおうおうまてまて、写真付きで青でお願いしたけど緑じゃん。青でお願いって、こんなかんじの画像を送りお願いする。
2_colors.jpg

でも実際もうスプレーで緑吹いちゃったら色変えられないだろ―なと思いつつ。
「これはどう」
DSC_0976.jpg
なにこれ天使だ
とか思って、その次のメールでは
DSC_1008.jpg
「塗装し終わった、もうちょっとで出来る」
あれーーーー緑っぽくなってるよ?
トップコート吹いたあとっぽいし、もう色々わめいても仕方ないか。

で到着すると、
_1020079.jpg
更に薄い緑になっているという謎現象を経て手元に来てくれた愛しいジャズギターです。
スプルースの杢目の入り方を見ると全部同じギターなんですよねえ。何故こうなる。
一瞬で褪せる青だったのか。でもこの色もなかなかいいよ。

********************
スペック
17インチボディ
スプルーストップ、メイプルサイドバック
エボニー指板、メイプルとエボニーの5ピースネック ダブテイルジョイント
メイプルとエボニー7プライのバインディング
エボニーとブラスのブリッジ、エボニーのピックガード
ウィルキンソンのペグとフローティングPU
ネックはエレキのように細い(歓喜)
ステンレスフレット
オサレサウンドホール搭載
_1020081.jpg  _1020082.jpg
たぶんこちらのようなギターをイメージしたのでしょうか。

なんかの植物のインレイ
_1020096.jpg

すずめっぽいヘッド、インレではなく薄い貝シートを塗膜の下に挟んでる仕様
_1020095.jpg

ネックも少し杢が浮き出ている
_1020092.jpg

バックの杢目も落ち着いた感じながら豪華
_1020091.jpg

メイプルの木が浮き出るバインディングと総単板仕様
_1020090.jpg

・・・
そう、細かい部分を見れば写真でもわかるくらい作りが粗い部分もある。一流カスタムの高級感もない。
塗装にヒビが入っているところすらある。
量産メーカー品じゃないからしゃーない。手で作ってくれたものであるのだ。超愛着だ。
自分はジャズギターの作りの細い所は全くわからないけれど、
使ってくれた木材は非常に質が良いと思う、そしてネックとボディの組み込みやバインディングの隙間のなさも非常に良い。ただ、塗装や配線のところがちょっと雑になるだけで勿体無いなーと思う。

ヘッドも内部ラベルも無いので売っても「ブランド不明」で二束三文だと思います。
長く使おうと思います。なんか弾いて音聞かせられたらなぁと思いますが、生音が大きいので夜は弾けません。
あとは、過去に買ったアジアメイドのギターみたく、買って数ヶ月たったら塗装や板が割れるとかそういうことがないことを祈るのみです…

メルでした。
別窓 | 音楽・楽器のお話 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<今更ながらヴァニシングスターライトの感想 | M∽eblog | 7弦ギター>>

この記事のコメント

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-02-27 Sat 22:08 | | #[ 内容変更]
はじめまして。凄く遅くなってしまいましたがまだ役に立つでしょうか・・・。

あまり細かく指定しなかった部分がありますが、一応測ってみますと、ブリッジのE-Eは57mmで14fの幅は46mmでした。オーダーは特に決まったフォーマットがなくてベタ打ちのスペックシートが来た形でしたので、交渉次第では行けそうな気もします。ですので、英語を使われる場合は直接、仲介して貰って交渉する場合は、Yunzhiが生産しているとおぼしきGypsy Swing Jazz Guitar(www.apollonmusic.com/gypsy_swing_jazz/)さんに伺ってみるなどはいかがでしょうか・・?
予想ですが、ナット幅やネックのシェイプ(ここは厳密には賭けですが)まで指定できたので、スケールや弦間隔の指定もできるのではないでしょか、と思います。

お助けになれば幸いです・・。
メル
2016-05-08 Sun 21:00 | URL | メル #-[ 内容変更]
∧top | under∨

コメントの投稿

 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| M∽eblog |