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hide memorial Liveに行った話

小さいながら連休があり、終わった。
一足先に明日から仕事だ。
とはいえ業種によって休みなんて様々だから、連休なるものが取れるだけありがたいのだろう。

何かと気が沈み気味の連休だったのだが、
連休直前にして彼女と別れたりしたのがでかかった。
一緒に普段遊ぶ友人もご家族の病気でスケジュールが立てにくい。
実家は仕事で忙しいから帰ってもなぁ。。。

だいたいこんな時は家で無為自然として引き籠るのが性に合っている。
しかし気分が沈んだ状態で人と会わないと、まぁ例に依れば底なしに沈むものだが、
良くも悪くも年を重ねたので以前ほどではないかな…という塩梅だ。

で、一昨年に転職した職場の先輩がかなりディープなメタラーで何かとメタルの話に花が咲く。
その先輩に先日お誘いいただいたのがタイトルのフェスである。

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hideが亡くなった1998年、幼いながらリアルタイムで経験していたもののhideやXファミリーは全く通ってこなかった。
むしろギターに触れたのは2000年前後だった気がするから出来事自体は後追いだ。
最初からDEEP PURPLEでイングヴェイでソナタアークティカに行ったので、ジャパメタを見下す心算は無くも
ドラムの音、ギターの音・ソロの速さ、ヴォーカルのパワー、何もかも物足りなくは感じた気がする。

言い換えると当時の僕はhideの魅力が理解できなかった。今では理解したかというとそれも怪しい。
あの手の音楽はファッション要素が強いし、何よりギターソロがメタル的ではないから、という根拠のみだ。
しかし周りにも好きな人が大勢いたものだから、何となく無視はできない。
何となく若者が好む音楽だからと馬鹿にしていたかもしれない。最初は拗らせますからね。

そんなわけで、超見たかった訳ではないもののチケットが余ったという話だし、
人との繋がりには感謝して、少しの予習を以て臨むことになった。
基本的にはインプットのオンパレードだ。

先輩の言った通り、客層は僕よりも半回りから一回り上の人たちだ。
しかし、ピンクの髪、黒マスク、鋲、YOSHIKIファッション、ピンクのジャージ…
シャバでは「いい年をした」人たちが、ここでは各々すき好む成りをする。
見かけ上は悪そうなのに見る人見る人分別良さそうな「いい大人」な感じだ。

まるで1998年の空気感がそのまま20年後にワープして来たかのような感覚に陥った。
何故か、当時全力でその雰囲気を謳歌した身でなくともある種のノスタルジーを感じざるを得ない。

そんなわけでフェスは見たいバンドだけ見るのもありだがここは全編見てエンジョイすることに。

1つ目、J
ルナシーのベーシストのソロバンド。初めてまともに聞いたのだが、とても骨太かつストレートなロックだ。
どちらかというとESPのカタログでJのシグネイチャーベースはバッチリ知っていた。
余分なエフェクトはいらないといわんばかりの小細工無し感。
なんか聞いたことがあるサビが結構ある。

2つめ、氣志團
テレビでよく見るので、比較的わかりやすく楽しい。氣志團万博なるフェスが行えるほど人望が厚いのも納得できるような面白いMC。なめていた。MCが面白すぎる。
ステージングが全て高次元で面白い。ワンナイトカーニバルと逃げ恥ED(タイトルは知らない)をマッシュアップしたアレンジをお披露目していたのは熱かった。

3つ目、defspiral
ミドルトーンが色気たっぷりのヴォーカル+ヘヴィな楽器+テクノ系シンセのV系ロック。
ギタリストさんは何を使っていたんだろう...freedomかNiLか…遠くてよく見えなかった。
全体的に超格好良かった。VersaillesとかKamijoから様式美を無くしてヘヴィさを強化したサウンド。
新発見。ただワンマンなら絶対格好良いMCも僕の中では前の氣志團の面白さに喰われていた。

4つめ、ZIGGY
ポスターがなんだかマリリンマンソンぽかったのでそんな感じかと思いきや
分かりやすく親しみやすいロック。今年55といっていた、確か。
非常に良かったのだが、一番の新発見はドラマーのChargeeさんのプレイ。メタラー的に圧巻。
パンクというらしいが詳しくない人間からしたらヘアスプレー全盛のLAメタルに聞こえる。

5つめ、布袋寅泰
何だかんだ日本のギターヒーローだが一度も聞いたことが無い。僥倖だ。
Zodiacのテレキャスで弾く。キレッキレで、ピロピロじゃない演奏なのに素晴らしいぞ。
中盤ではZemaitisのシェルトップに持ち替え。こういうスタイル良いギターヒーローが持つとめっちゃ絵になる。
最後には、HOTEIシグネイチャーの柄をしたモッキンバードが登場。
これはぐっと来た。hideのファンであればもっとぐっと来たのだろう。

ラスト、hide with spread beaver
ニュースで見たことがある。hideの映像に楽器隊が重ねてステージを作るあれだ。
同じころのニコニコ超会議では画面の中のYouTuberがライブを大盛り上げしているので
今の時代に於いては何ら違和感のない仕様なのだろう。
ピンクスパイダーやロケットダイブといった名曲は分かったのでノれた。
ラストの盛り上がりが非常に心に来るものがある。
一人のスターは20年という時間を経て尚ここまで人を動かすのか…

全体的にピロピロソロはほとんど無かったので、飽く迄僕のど真ん中の音楽ではないのだが、
往年のベテランバンドが磨きぬいたロックを演奏する、というのが大音量で楽しめたのは
本当に有難かった。先輩ありがとうございます。


hideが生きているのなら、きっと20年後なりの形に進化させるのだろう。
だがその指標がもう見られないのだから、ここにいる人たちは20年前に感じた気持ちを
思い出しに、確かめに来たのかもしれない。
だから、2018年の今僕が感じた「1998年」は前進の拒絶ではなく、若い心を揺さぶられたものへの回帰、穏やかな懐古なのだろう。
ロック史には1969年に話がよく黄金期として登場するが、それに似たものなのかもしれない。
全部僕の都合の良い憶測だけれども。

という事で大物バンドをレビューするにはあまりに稚拙で雑ではありますが、自分自身の回顧録として。
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| M∽eblog | 2017ありがとうございました>>

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