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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー②

こんばんは、メルです。
先日12月2日に僕のオリジナルトラックを用いたソロコンテスト企画を上げさせていただきまして、もともと使っていなくて処分するのも二束三文であろう機材を景品にしております。
詳しくは告知ツイート1つめ告知ツイート2つめを御覧ください。

今日はYouTubeを覗けばどこもかしこもスマブラSP配信じゃないですか。
まぁ話題やコンテンツ、イベントが多いというのは良いことだよな~とか結構冷静に見ていたんですけど、いやまてよ、そういうイベントを気軽に楽しめるスタンスのほうが絶対人生楽しいじゃないか、とか無駄に考え直しました。
なにせ、今日は全く凄くないこの1アマチュアが主催するソロコンテストに応募が2件もありましたからね!
本当にありがたいことです。今度から発信側として頑張っている人たちにもっと肯定的目線を送ろう。まぁネットなんて温度差だらけですから、他人の目を気にしすぎないのって大事なんでしょうね。

前置きはここまでにしまして、エントリー頂いた演奏に全力で感想を綴るシリーズ2回め。
※せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
※時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。


エントリーNo.2はこちらです。


エルカさんによる作品です。エントリーありがとうございました!
美しいフレイムメイプルのトムアンダーソン…PUがダイレクトマウントになっており24fもある…これはAngelでしょうか。美しいギターです。
演奏のほうですが、まず入りはディミニッシュの6連符からスタートこれはブルータルなソロが始まるのか、、
と思わせつつ本気で驚いたのは、次に来る部分の音数の少なさ。
これは僕であれば限りなく勇気が要る戦法です。
正直、このオケを作ったときのイメージとしては、メタルって詰め込んで弾いてなんぼじゃんって発想(もはや古い考えなのかもしれませんが)で、とにかくテクをぶつけてくるソロを想定していたわけです。
ここでこれですよ。完全に意表を突かれました。半音でぶつけるフレーズや重ね録りのハモリフレーズも駆使しつつアンビエント感も感じさせる運び方で、伝統的メタルとは全く違うベクトルのアプローチを見せてくれます。今度真似します。
低音弦のハイフレットも、巧みなローカットを施した音作りでもっさり感は皆無。
そして転調後、前半との対比を際だたせるようにメロディを全面に押したフレーズの応酬。
個人的ベスト重ね賞は0:24です。そしてそこから疾走感を殺さないドラマティックな音程の上下を含む展開。弦移動やポジション移動が非常に多いので普通にかなり難易度の高い音運びなのですが、まったく雑音無く1つ1つの音がきれいに発音されております。
最高峰のG.O.D.のコンペならばさておき、僕レベルから見ると非常に妬ましいレベルの発音のきれいさです。これは武器だと思います。そもそも運指フォームも理想的ですもん。
そして締めの符点四分-符点四分-四分のキメのところはオケにきっちりと合わせてくれました。
トータルで音符のケツまで綺麗な演奏だと思います。主観ですが、多くのアマチュアギタリストは音符の頭(アタック)はよく意識しますが、ケツ(音符の切れ目)は曖昧になっている演奏が多いと思っています。エルカさんはその点一歩抜きん出た整い方を感じさせました。
なんか褒めてばかりですね。せっかくなので伸ばしたら良い点も書きたいんですけど、正直あまり思いつきません。この上のレベルはもう好みの世界じゃないか…とか思うんですけど強いて書けばビブラートやグリスあたりの映像と音のミスマッチがちょっと気になったかなくらいです。多分動画を作る人しか気にならないですね。不甲斐ねえ…



エントリー No.3


燐華さんの作品です。
シェクターダイヤモンドシリーズのC-1Classicです、僕も使ってました。GIT MASTERS2005の渋谷DUOで弾きました、懐かしい。
確かシリーズ初年度の仕様が3ノブで、2代目が2ノブに、そして3代目がインレイがパーロイドからアバロンになったのですよね。
よすよす。
さて、演奏の方なのですが全体としてオケを凄く良く聴いてくれているのが伝わってきます。ものっすごく丁寧なんです。
そうです。今回のオケはずばり「ソロを乗せにくい」オケです。スケールなぞっててもうまくいかない場面があると思います。
そこで、恐らくは「アームやスライドを多用する無音程アプローチ」またはそれに順する「メロディ感を減らしたアプローチ」に行くか、またはとことんまでオケの音を解明して調和させていくか、の2択におよそ迫られると思います。
燐華さんは後者を選択されたのだと思います。
3拍子の部分では半音系も混ぜつつ、決して平坦な段階的上下ではない、一筋縄ではないフレージングが聴けます。しっかりとメロディーを構築する意志が汲み取れてとても好感が持てるものです。4小節ごとに2回くる4拍子の1回目はリズムギターとオク違いのユニゾン。これは聴き方によってはオリジナルのメロディを採っていないと(ネガティブな見方で)見られるかもしれませんが、僕はそう感じません。ここはソロを聴かせるために大きな音量で別の動きをしても成り立つ部分ではありますが、リズムギターの動きがちょっと邪魔なので音がぶつかるリスクが一番高いところです。燐華さんはこの部分をリズム・ギターとのユニゾンを採ることで決めフレーズ的に節目を悟らせる演出をされました。
この3拍子のC#mの音運びは非常によく作り込まれているものだと思います。
そして転調後は6連符が丹精に並びます。ここは変拍子の面倒くささから開放されて速弾きしたくなる部分かもしれません。そこからナチュラルに繋がる0:19~は運指難しいぞこれ…と思うのですが良いメロディかつきれいな発音です。
ここはスケールなぞりでも形にしやすい部分ではありますが、上昇と下降のバランスの良いフレーズからD♭m上でのD(♭2度)を大事にする音の組み立て、そして締めはまたしれっと難しいコンパクトなスウィープでキメてくださいました。
0:26の一音だけ外しているように聞こえてしまったところではありますが、それ以外、オケに埋もれない音作りとしっかりと頭を使って構築されたパッケージとしてのソロを楽しませていただきました。テクで火花を散らすように見せつつ、その後ろでは理知的に調和している、素晴らしいと思います。


自分が作ったオケに他人の音が混ざることは多くありません。こうして自分には無い感性の音使いが聴けて、僕自身がこうして感想を書くために真剣にそれに向き合ってみるというのはとても良い経験です。
年末まで開催してますので、まだの方はご検討下さい。こんな形で全力で感想を書かせていただきます。

(僕はスマブラはフォックス使いです。)
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