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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー③

こんばんは、メルです。

寒くなってまいりました。年の瀬ですがいかがお過ごしでしょうか。
12月に入るまでは年末感が全く無いのですが、師走に入るといきなり雰囲気が出てきます。
僕が何事も期限ギリギリまで取り掛からない性格だからそう感じるだけかもしれませんね。
年始の「これから始まる」って感じより、年末の「終りが近い…」って感じのほうが好みなんですよ。シンフォニックメタル的クライマックス感…!

さて、ソロコンテストに4~6件目のエントリーをいただきました!
これで景品があぶれることもないだろうと一安心なところです。
※せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
※時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。



エントリーNo.④


たんきそんさんからエントリーいただきました。ありがとうございます。
ブランドはどこのなのでしょう。暗めのメタリックパープルのストラトからメロウなサウンドで弾いてくださいます。この御方の動画を拝見するとギターのスラップがめちゃくちゃお上手なのですが、今回はメタル系ソロに挑んで下さいました。
生音も聞こえる撮影環境のようですがしっかりのギターの音が聞こえ、修正なしの一発勝負なのが分かります。
演奏のほうですが、三拍子+四拍子のC#mの部分、発音わずか10音。
発音のタイミングが、意図的に外しているのか、外してしまっているのか、良くも悪くも危うさを感じるところです。ただこのアプローチは空間系のエフェクトを派手に後からかけてトリッキーな方向に持っていくと面白いかも、と個人的に感じる部分でした。
四拍子からはE♭mのスケールに忠実なソロ運び、ミュート音を聞く限りゲインは絞り目でしょうか。かなりスッキリとした音に聞こえます。全体を通して下って上るスタンダードなスケーリングに基づいたソロ構成。ここはここぞとばかりに音を詰め込みたくなるところかもしれませんが、典型的なテクバリバリのソロに比較したときのたんきそんさんの音数の少なさだと流石にフレーズが頭に残りやすいですね。
惜しいのは最後の一音が完全に外れてしまったところ。ソロの後もさらに転調しているオケですからここも難しいところなんです。今のところでもソロ終わりにしばらく続きを入れている箇所のアプローチが本当に人それぞれです。
おこがましいところではありますが、もしメタル系のソロ強化を視野に入れるならば、オケのキメと合わせる部分、オケから浮き立たせて独立して動く部分の対比を強調する、または緊張感を煽るテンションノート(スケール外だけど装飾的に入れるとかっちょいい音)を含んだ音の並びやエフェクト、オケとの絡みトータルバランスを研究されてみるともっと良くなると思います!
自分のことを棚に上げて偉そうに…と我ながら思います。


エントリーNo.⑤


Takubon@T²Labさんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。

これはびっくり…なんだかオーラの漂うストラトのシングルPUから出されるえらく太い音…僕が最もどうやって作るのか未研究な分野のサウンドメイキングです。だってストラト+メタル=イングヴェイのジャキジャキなサウンドという凝り固まった考えに毒されておりますから。そして動画を再生・音運びを聴いて更にびっくり。直感的に「この方メタル畑に殴り込んできたジャズかブルース畑の住人だ…!」と感じざるを得ませんでした。拝見するところ僕よりも年長者とお見受けしますのであまりでかい態度で書くのも憚られますが、あえて書かせていただきます。これがソロコンテストの面白さ。よくぞ殴り込んできてくださいました。とても楽しいです!
演奏ですが、暫定長三度ノート使用率1位でございますね。簡単な変拍子とはいえ、結構バックのギターやドラムに惑わされるオケを仕掛けましたが拍の頭をしっかり捉えている事がわかる安心の演奏。ここでの安心という言葉はスリルの対義語ではなく、スリルやテンションを演出する土台となる「弾けている。理解している」ことが伝わる安心感です。
全体に散りばめられた半音下からのグリスや、0:22の音なんかジャジーですもの。このオケにこの音運び、自分の引き出しでは一生出てこないものです。
全体を通して、単純なスケールなぞりの10レベルくらい上のフレージングの応酬で、これは手癖が馴染んでいないとコピーが意外と大変なパターンのソロだぞ…と聞いてて思いました。
前半はロングトーンあり、後半は譜割をより細かくした音運びとなり、メリハリがついている…はずです。頭では総判断するのですが、きっと僕はメタル特有の大仰な上下大移動フレーズに毒されすぎたのかもしれません。やや平坦にも聞こえる瞬間があります。休符の少なさでしょうか。
この豊かな音使いは、この武器をとって戦うような終始全開オケよりも、もっと抑揚のある曲調と優雅に調和するかもしれません。つぎはバラード調のオケでソロコンテストをふっかけてみたくなります。そんな期待膨らむ演奏をお寄せいただきました。栽培スペースはお隣の列かもしれませんが、ギター音楽を愛でる部分では同じ畑です。これからも刺激を頂きたいです。
むしろですね、これ僕以外のもっと音楽性が広く豊かな人間がきちんとレビューをしたらどう映るのか、非常に気になります。


エントリーNo.⑥


カルムさんからエントリーいただきました。ありがとうございます。
もう10年近く親交のあるカルムさんでございますが、ここで僕は彼をひいきしてはいけない。平等なレビューを心がけないと・・などと心に言い聞かせこれを書いているわけです。
まずこのギター、特殊も特殊、和楽器バンドの桜村眞(町屋)さんシグネイチャーのSagoですが、ネック長えのなんのですね。昔のフェンダーのBass VIかよみたいな感じですが遥かにモダン仕様のようです。フロイドにSSH配列かつフロントがP90、約33インチスケールの29F。じゃじゃ馬にも程がある…開放弦チューニングがBから。よってカルムさんは2カポでC#mのキーに6弦開放を一致させて演奏開始されます。
出だし5フレットと3弦4フレットを駆使したハーモニクスのみ、そこからアーミングを多用した反復系フレージングへ。オケのリズムとは完全に別の動きをするため、こちらは意図的な外し方か、外れてしまっているかの受け取り方が危うくもあるところです。♭5で暗い雰囲気を助長する音使いはGood。
そして転調後四拍子へ。C#mからE♭mへ、2度上への転調、ギターにすると2フレット分上への転調なわけですが、なんと…カポの位置をスライドさせるという力技…なのですが力技と思わせないくらいスムーズ。
そこからはSHの朝と夜の物語が聞こえてきそうな、タッピングを交えたフレーズへ。0.23の半音下がりは叙情的で好き。ここは比較的色々なテクニックを複合的に組み合わせた展開ではありますが、全体的に少しリズムがかっちり収まっていない印象を与えてしまう部分がありましたので、6連符、8部音符など区切りをより明確に示すとオケとの重なり、聞き手側によりシャープな印象を与える演奏に寄るのではないかと思います!しかしカポを動かした意図通り開放弦を交えたフレーズはしっかり生かされていますね。
あと個人的な好みでいくと、ビブラートがもう少しゆっくり+幅を広げた揺らし方だとダイナミックに響くのではないでしょうか。
これからも仲良くしてね(震え)


さて、そろそろ気軽に感想を書きますと宣言したことを後悔しそうなくらい、演奏の意図をしっかり汲み取れているか己の力量に不安を覚えてまいりました。お門違いなことを書いていたら逆にご指摘いただきたくらいです。僕も勉強いたします。でもこのようなきっかけも得られるので、なんか早くも開催してよかったなぁと思ってきました。
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