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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー⑥

こんばんは、メルです。

12月25日。ソロコンテスト終了まで後6日・・・
それどころか2018年終了まで後6日・・・
そろそろ結果発表のあたりのことを考えねばと思いつつ何も浮かばないので直前でなにかツイートすることになりそうですがよろしくおねがいします。
お寄せいただいた演奏へのレビュー6弾めです。日にちが空いてしまって非常に申し訳ないです。
せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。

エントリーNo.⑫

さとるさんによる演奏です。ありがとうございます。
留学中とのことで生音で勝負してくださいました。僕も留学中はデジカメで生録りしてました懐かしい。
というこよで、録り音を脳内再生しつつのレビューをさせていただきます。誤りがあったら申し訳ないですが、よろしくおねがいします。
最初に思いったこととしては、無闇に高音へ行かない低音~中音域を重視した音並びです。ソロを弾くとなるとどうも華々しいテクニックと大仰な上下フレーズをイメージすることが多いと思いますが、こちらの演奏はそういった派手さこそ一歩引くものの、前半部分にブルータルな雰囲気をを上手に加える部分で秀でております。そして低音弦だと生音のアタックが大きいのでオケを同時再生して意図を確かめるように聞かせていただきました(笑) そうしますと、3拍子の中の4拍子にしっかりきれいに収まる音の配置を意図されていることに気づくわけです。練られたソロです。
後半はタッピングが数回登場するものの、所謂速弾きと括るアプローチとは異なる、前述のように派手さの代わりに堅実さのある部分が武器となり、同時に弱点にもなるかと個人的に感じるところです。僭越ながら意識するともっと良くなるポイントとして挙げさせていただこうと思うところは、ソロ的なチョークアップ/ダウンやビブラートの揺らし幅の抑揚などで緩急をつけるという部分でしょうか。勿論生音ゆえにいつもより強めにピッキングされたという部分があるかもしれませんし、録り音を聴きながらのレコーディングとは環境が違うため一概には言えません。スケールお決まりのパターンの高音弦からスタートしないという感性を大事にしていただき、その点を伸ばしていただくと更に良い演奏になると個人的に考えました。


あと僅かですが最後までお付き合いいただけば幸いです。
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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー⑤

こんばんは、メルです。

ソロコンテストにエントリーしていただいた演奏に全力で感想を綴るシリーズ。
レビュー5回目となりました。
人さまの演奏にコメントをする、感想を書くというのは、実はかなり大それたことではないかと思い始めてまいりました。疲れている時や気分が乗らないときに宣言しちゃったからな~とか義務感だけで聴いて適当なコメントで流すのが一番失礼だと思いますので、フットワークは重いのですが出来るだけちゃんとして書きたいと思います。仕事が激しくなってきましたのでこの後は更に遅くなってしまうと思いますが、ご参加頂いた皆様には遅くなっても真剣なコメントを差し上げたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。
せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。


エントリーNo.⑩


福田祐次(Foderaなギタリスト)さんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。
普段超高級ベースを制作しているFodera製の数少ないギター、Imperialでしょうか、シングルカットでフレイム杢の美しい上品なギターで弾いてくださいました。ヘッドの蝶のインレイが美しいです。僕は昔Emperor IIの中国製コピーを持っていましたが、形は真似られても本家の美しい木工と仕上げは全く偽装できていませんでした。そういう意味でFoderaというブランドは数多の憧憬を集めコピーモデルが作られるけ一方、並の製作技術だとすぐ品質の差ですぐバレるので、結局本家に取って代われない、要は超一流のブランドと思っています。
さて演奏ですが、第一印象ははっきり「表面的でない土台の安定した演奏」です。どこからそのように感じたかといいますと、すばりベンドです。トリルからの入りのあと短3度へのベンディングのニュアンスに始まり0:15のチョークダウン、及びビブラートへの滑らかな移行部分など、機械的テクニックでは成し得ないニュアンスの応酬です。僕を含めて、音符を粒立ち良く、スピーディに並べることに関心が向いてしまうタイプのメタラーギター弾き諸氏にとっては学ぶ要素がとても多い演奏であると評させて頂きます。
後半に入ると、タッピングに次ぐタッピングです。ここはオケの疾走感を強調する上でも非常に理解しやすいアプローチ。ハイが丸めの所謂上品な歪寄りのサウンドメイキングであるため、一歩下った控えめな印象を与える部分もあります。どちらかというと譜割りはかっちり収まっているというよりも詰め込み系に近いものでした。ここは完全に好みの世界ではありますが、メタル的アプローチでは6連などでレガート感を出すか、スイープなどを織り交ぜて広音域に渡って大胆に上下するタッピングリックだとより派手さが増すところかなと思います。決してこのオケでは実力がフルに出し切れていないとは考えませんが、是非このリッチな歪みでロングトーンとビブラートの味わいをより活かした演奏を聴いてみたい、と思わせる演奏です。
そしてフォデラギターの音初めて聴きました。耳が幸せでした。

エントリーNo.⑪


ちっさんさんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。
スターリンでしょうか、コアトップのJPモデル。これはど真ん中なジャンルかと思いきやツイート内ではメタルは通ってこられていないとのことで、意外でございました。ジョン・ペトルーシのファンでなくてもJPモデルは使えるギターですよね。
演奏の方ですが、まず音作りは、プラグインソフト系の音質でしょうか、とても良い意味で耳障りでないサウンドで、音の粒や輪郭がとてもクリアで僕がとても好きな類です。演奏の出だしはハイブリッドピッキングを交えたメロディー勝負のフレーズから。しっかり3拍子に乗っかっている端正な作りという印象を与えます。そこからつながってタッピングを交えた下りフレーズへ移行しますが、この音の並びは格好良いです。すこしタッチが甘くなってしまっている部分があるのが惜しいところですが、かっちりと粒が揃えば格好良さが飛躍的に増すと思います。3拍子の中に4拍子が入る箇所にもきちっと対応した音を並べ、オケと協力しようとする意志を汲み取ることが出来ます。
転調後の後半はオーソドックスなスタイルと思いきやスライド多用フレーズにアーミングと様々なテクニックの連続。後半は更にハイブリッドピッキングを再び織り交ぜた音程の上下幅が広いフレーズで締めてくださいました。
全体的に演奏を通して、プログレッシブ系やテクニカル系ギターへのアプローチに関しての知識もかなり深いようにお見受けします。もっと良くなれる点を挙げるならば、前述のタッチのムラと、音符の切る部分の取り組みを強化されると、よりキレ感が増すのではないでしょうか。とはいえオケ+ソロのトータルでは正統派の音色と丁寧な構成によるグッドな作品でございました。良い意味で聴きやすい、技巧の誇張や奇を衒う手段に偏っていない、嫌味の無い演奏で個人的にとても好きな作品です。

今までエントリーしてくださった方々には殆ど必要ないのですが、「スケールを乗せる上でここ気をつけるといいよ」的な配信を行いましたので、エントリーご検討の方はよろしければ御覧ください。

あと2週間を切りましたが、最後までよろしくお願いします。
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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー④

こんばんは、メルです。

ソロコンテストにエントリーしていただいた演奏に全力で感想を綴るシリーズ。
このレビュー記事も4回目となりまして、これまで一年に2回とかだった記事更新が一月の間に4回というペースアップをしております。特に差し迫りもしなければ誰かにせがまれることもない、マイペースな趣味の一貫ではございますが、今回の企画は流石に公言した手前頑張ろうって気になります。宣言するって大事ですね。
そういえばパソコンでブログを見ると横幅が足りずにツイートの引用がはみ出ているのですが、皆様の表示はどんな感じなのでしょうか。昨今モバイル端末が殆どという話も聞きますが、僕はそこまで配慮する余裕がございません。大体画面サイズで改行位置変わる想定すると、短い行を多用した芸能人ブログのレイアウトになりますからね(あれってモバイルだと読みやすいんですよね、よく考えられています)。

さて、ソロコンテストに7~9件目のエントリーをいただきました!
思いの外僕のソロコンテストの存在が知れ渡っているようで嬉しい限りです。結構労力を持っていかれておりますが真剣にレビューする気力を振り絞ってやり遂げたいと思います。
せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。

エントリーNo.⑦


中嶋弘(なかじさん)さんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。
「7というのは、数秘学で最も神秘に覆われた数字なんだ。だから私はアルバムの7曲目にはいつも特別な曲を用意する」と語られたのは偉大なるSteve Vai先生でございますが、7番目にエントリーしていただきました中嶋さん、ヴァイ先生にも通ずる僕のど好みの浮遊感満載のアーミングとフリジアン、いやプラス長3度の音運び。そういえばこちら出だしのド頭に音を入れないアプローチ、当コンテスト初めてです。このアーミング操作ですが、プリング/ハンマリングも駆使して単なる音程の上下のみならずしっかりと「安心できるアウト感」も表現の一部になっているところが素晴らしいです。
どうツイートを拝見する限りアドリブを主体として組まれたソロとお見受けしますが、一発通し弾きでこの構成力、撮影前に数周手慣らしに弾かれたとしても高い演奏力と思います。むしろフェイザーとディレイを掛けたハムバッカーとフロイドのギターでも聴いてみたいぞと、個人的な希望を持つところです。
後半、4拍子に入りフルピッキングの詰め込み系シュレッド。フロントピックアップに一切切り替えない男気です。結構なストレッチフォームも入りつつ4小節のあいだ弾き通し、その後上ってくるフレーズ、後半は休符を巧みに絡めたソロ内でのキメフレーズにインパクトを持たせる括り方です。音の切れ目を聴くとそれなりにスッキリしたゲイン量かと思いますが、オケに全く負けないパワーを感じさせてくださいました。「トーンは指で作る」を感じさせる演奏・指板からも使い込み具合が伺えます。そういった意味でのロックフィールを感じる質の高い演奏でした。


エントリーNo.⑧


池木 紗々さんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。
これは…打ち込みでしょうか、音符の切れ目や所々生ギターとは少し違うフィーリングがありますね。でも打ち込みにしては妙にリアルだな…などと冷静な判断力を失いつつあります。間違えていたら極めて失礼ですので、ソロ構成についてレビューをさせていただきます。
中音がふっくら目のフュージョンやポストロック~ブルースにもマッチしそうな甘めの音ですがシャープさを欠いている訳ではなく、適切なハイの量を含んだバランスの良いサウンド。音の並び方は、ガスリー・ゴーヴァンみを感じる、僕からしたら「すごい偏差値高い」理知的な作りです。映像がないのですが来ていると、長い指で無駄のないフィンガリングをしている映像が浮かんできますね…。ところどころ鍵盤的な、ギターの指の動きの制約から解き放たれたような動きが非常に興味深いものです。
4拍子に入ってからは規則正しい16部音符のレガートフレーズ、これはバッキングのギターをもうちょいシンプルにしたらメロスピ的疾走感を演出するようなパートになったかもと妄想。0:22なんてSetSatさん的ピッキングハーモニクス味付け。◎。その後は、(スケール名わからないんですけど平調子?)日本的情緒を含むスケールに基づいたフックを設けられておりますが、ここでこの試みを思いつく人は少ないのではないでしょうか。大体変拍子から開放されたことでシンプルなスケールで自由に弾きたくなる部分だと思います。冒頭で「理知的」と書きましたが、激しい音楽におけるポジティブな意味での攻撃性を失うわけでもなく、フィルインの部分に散らばる早いパッセージなどはとてもスリルを感じさせる、オケに全くパワー負けしないソロでした。
池木さんは普段やらないジャンルと書かれていらっしゃいますが、この手のジャンルの魅力を理解した、とても密度の高い作品であると書かせていただきます。というかメタルで戦っていけます。

エントリーNo.⑨


夜な夜なピロピロおじさんさんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。
シェクターダイヤモンドシリーズとEMG707(でしょうか)から出力されるメタル然としたパワーのあるサウンド。iPhone直撮りと書かれておりますが、バランスよく音が入っております。
最初に、メタル的かっちり感がトップクラスだと書かせていただきます。某デーモン閣下は「上手にやることに何の意味があるんだ、ってのが(パンク)ロック。メタルは(演奏が)巧くないと駄目なの。」と神話の時代に語られたとか(適当)
こちらの演奏について僕が抱いた第一印象は、「譜割がとにかく丁寧、楽譜的に整っている」です。さらっと弾かれておりますが、弦移動、ポジション移動、ストレッチ、全て結構難しい要素が複合的に含まれています。プリングオフが連続する6連レガートフレーズは難易度高いと思うのですがミストーンの気配や発音が微妙な箇所一切なし。それでいてテクニック偏向という印象は全く無く耳に残るメロディーを描いています。拍子の変わり目のホールトーンスケールのアクセントもナイス。これはなんというか…よく考えられている知能指数の高いソロです。
後半はネオクラシカルの香りが漂ってまいります。16部音符と4部6連の切り替えが極めてスムーズ、スウィープがあっても全く安定感が崩れない。なんというか、僕なんかがつらつら感想を書いて良いのかと切なくなるレベルで高水準な技巧が詰まっておりました。せっかくお寄せ頂いたので、ためになるアドバイスの1つでも差し上げたいところですが、正直思いつきません。後はもはや好みのレベルだ。強いて言うなら…ライン録りで聴きたい!ってくらいでしょうか。


レビューを書いていてよく感じますが、僕一人の音楽性の幅だけだと狭いなぁと。色々なジャンルの音楽を「聴いたことがある」と「アプローチを理論的に理解している」は全然違うのだと認識させられます。
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#GTAソロコンテスト エントリーレビュー③

こんばんは、メルです。

寒くなってまいりました。年の瀬ですがいかがお過ごしでしょうか。
12月に入るまでは年末感が全く無いのですが、師走に入るといきなり雰囲気が出てきます。
僕が何事も期限ギリギリまで取り掛からない性格だからそう感じるだけかもしれませんね。
年始の「これから始まる」って感じより、年末の「終りが近い…」って感じのほうが好みなんですよ。シンフォニックメタル的クライマックス感…!

さて、ソロコンテストに4~6件目のエントリーをいただきました!
これで景品があぶれることもないだろうと一安心なところです。
※せっかく寄せていただいた演奏ですから、良い部分そうでない部分含め真剣にコメントさせていただきます。偉そうに見えたらすみません。
※時期やその時の状況によって文字量が変わります。多い少ないあると思いますがご了承下さい。



エントリーNo.④


たんきそんさんからエントリーいただきました。ありがとうございます。
ブランドはどこのなのでしょう。暗めのメタリックパープルのストラトからメロウなサウンドで弾いてくださいます。この御方の動画を拝見するとギターのスラップがめちゃくちゃお上手なのですが、今回はメタル系ソロに挑んで下さいました。
生音も聞こえる撮影環境のようですがしっかりのギターの音が聞こえ、修正なしの一発勝負なのが分かります。
演奏のほうですが、三拍子+四拍子のC#mの部分、発音わずか10音。
発音のタイミングが、意図的に外しているのか、外してしまっているのか、良くも悪くも危うさを感じるところです。ただこのアプローチは空間系のエフェクトを派手に後からかけてトリッキーな方向に持っていくと面白いかも、と個人的に感じる部分でした。
四拍子からはE♭mのスケールに忠実なソロ運び、ミュート音を聞く限りゲインは絞り目でしょうか。かなりスッキリとした音に聞こえます。全体を通して下って上るスタンダードなスケーリングに基づいたソロ構成。ここはここぞとばかりに音を詰め込みたくなるところかもしれませんが、典型的なテクバリバリのソロに比較したときのたんきそんさんの音数の少なさだと流石にフレーズが頭に残りやすいですね。
惜しいのは最後の一音が完全に外れてしまったところ。ソロの後もさらに転調しているオケですからここも難しいところなんです。今のところでもソロ終わりにしばらく続きを入れている箇所のアプローチが本当に人それぞれです。
おこがましいところではありますが、もしメタル系のソロ強化を視野に入れるならば、オケのキメと合わせる部分、オケから浮き立たせて独立して動く部分の対比を強調する、または緊張感を煽るテンションノート(スケール外だけど装飾的に入れるとかっちょいい音)を含んだ音の並びやエフェクト、オケとの絡みトータルバランスを研究されてみるともっと良くなると思います!
自分のことを棚に上げて偉そうに…と我ながら思います。


エントリーNo.⑤


Takubon@T²Labさんよりエントリーいただきました。ありがとうございます。

これはびっくり…なんだかオーラの漂うストラトのシングルPUから出されるえらく太い音…僕が最もどうやって作るのか未研究な分野のサウンドメイキングです。だってストラト+メタル=イングヴェイのジャキジャキなサウンドという凝り固まった考えに毒されておりますから。そして動画を再生・音運びを聴いて更にびっくり。直感的に「この方メタル畑に殴り込んできたジャズかブルース畑の住人だ…!」と感じざるを得ませんでした。拝見するところ僕よりも年長者とお見受けしますのであまりでかい態度で書くのも憚られますが、あえて書かせていただきます。これがソロコンテストの面白さ。よくぞ殴り込んできてくださいました。とても楽しいです!
演奏ですが、暫定長三度ノート使用率1位でございますね。簡単な変拍子とはいえ、結構バックのギターやドラムに惑わされるオケを仕掛けましたが拍の頭をしっかり捉えている事がわかる安心の演奏。ここでの安心という言葉はスリルの対義語ではなく、スリルやテンションを演出する土台となる「弾けている。理解している」ことが伝わる安心感です。
全体に散りばめられた半音下からのグリスや、0:22の音なんかジャジーですもの。このオケにこの音運び、自分の引き出しでは一生出てこないものです。
全体を通して、単純なスケールなぞりの10レベルくらい上のフレージングの応酬で、これは手癖が馴染んでいないとコピーが意外と大変なパターンのソロだぞ…と聞いてて思いました。
前半はロングトーンあり、後半は譜割をより細かくした音運びとなり、メリハリがついている…はずです。頭では総判断するのですが、きっと僕はメタル特有の大仰な上下大移動フレーズに毒されすぎたのかもしれません。やや平坦にも聞こえる瞬間があります。休符の少なさでしょうか。
この豊かな音使いは、この武器をとって戦うような終始全開オケよりも、もっと抑揚のある曲調と優雅に調和するかもしれません。つぎはバラード調のオケでソロコンテストをふっかけてみたくなります。そんな期待膨らむ演奏をお寄せいただきました。栽培スペースはお隣の列かもしれませんが、ギター音楽を愛でる部分では同じ畑です。これからも刺激を頂きたいです。
むしろですね、これ僕以外のもっと音楽性が広く豊かな人間がきちんとレビューをしたらどう映るのか、非常に気になります。


エントリーNo.⑥


カルムさんからエントリーいただきました。ありがとうございます。
もう10年近く親交のあるカルムさんでございますが、ここで僕は彼をひいきしてはいけない。平等なレビューを心がけないと・・などと心に言い聞かせこれを書いているわけです。
まずこのギター、特殊も特殊、和楽器バンドの桜村眞(町屋)さんシグネイチャーのSagoですが、ネック長えのなんのですね。昔のフェンダーのBass VIかよみたいな感じですが遥かにモダン仕様のようです。フロイドにSSH配列かつフロントがP90、約33インチスケールの29F。じゃじゃ馬にも程がある…開放弦チューニングがBから。よってカルムさんは2カポでC#mのキーに6弦開放を一致させて演奏開始されます。
出だし5フレットと3弦4フレットを駆使したハーモニクスのみ、そこからアーミングを多用した反復系フレージングへ。オケのリズムとは完全に別の動きをするため、こちらは意図的な外し方か、外れてしまっているかの受け取り方が危うくもあるところです。♭5で暗い雰囲気を助長する音使いはGood。
そして転調後四拍子へ。C#mからE♭mへ、2度上への転調、ギターにすると2フレット分上への転調なわけですが、なんと…カポの位置をスライドさせるという力技…なのですが力技と思わせないくらいスムーズ。
そこからはSHの朝と夜の物語が聞こえてきそうな、タッピングを交えたフレーズへ。0.23の半音下がりは叙情的で好き。ここは比較的色々なテクニックを複合的に組み合わせた展開ではありますが、全体的に少しリズムがかっちり収まっていない印象を与えてしまう部分がありましたので、6連符、8部音符など区切りをより明確に示すとオケとの重なり、聞き手側によりシャープな印象を与える演奏に寄るのではないかと思います!しかしカポを動かした意図通り開放弦を交えたフレーズはしっかり生かされていますね。
あと個人的な好みでいくと、ビブラートがもう少しゆっくり+幅を広げた揺らし方だとダイナミックに響くのではないでしょうか。
これからも仲良くしてね(震え)


さて、そろそろ気軽に感想を書きますと宣言したことを後悔しそうなくらい、演奏の意図をしっかり汲み取れているか己の力量に不安を覚えてまいりました。お門違いなことを書いていたら逆にご指摘いただきたくらいです。僕も勉強いたします。でもこのようなきっかけも得られるので、なんか早くも開催してよかったなぁと思ってきました。
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